PSB培養で赤くならない?失敗する原因5選

PSB培養したのに赤くならない!これって失敗なのかな?

やっぱり俺にはPSB培養なんて才能ないのかな(T_T)

PSBの培養に失敗してしまうケースっていくつか存在します。

ですが、その原因さえ先に知ってしまえば、失敗することを防ぐことが出来ますよね?

ということで、最初にPSBの培養に失敗してしまう原因を知りましょう!

PSB培養で赤くならない失敗原因を紹介!

それでは最初に、原因を一気見していきましょう。

詳細な解説はその後にしていきますね。

PSB培養失敗原因5選
  • 培養に適さないPSBを使用している
  • PSB(光合成細菌)以外の雑菌が入ってしまう
  • カルキ(塩素)抜きした水道水を使用している
  • ホースで水道水を入れている
  • 餌の量が足りていない

赤くならない原因①:培養に適さないPSBを使用している

PSB(光合成細菌)にも様々な種類が存在しています。

光合成細菌の種類

光合成細菌は大きく分けて3つのグループに分けられます。

1 紅色非硫黄細菌

有機酸等を食べるが、硫化水素も食べる。酸素があっても増殖するため、素人でも培養しやすい。

2 紅色硫黄細菌

硫化水素をよく食べる。酸素があるとほとんど増えない。少し難しい。

3 緑色硫黄細菌

緑色の光合成細菌。硫化水素をよく食べる。酸素があるとまったく増えない。素人には歯が立たない。

参照元:翠水様「ふやしてPSB」商品記事より引用

このように、素人では培養に適さないPSBを使用していると、いつまでたっても培養に成功しないという地獄に陥ってしまうんです。

具体的に言わせて頂くと「シマテックのPSB」等ですね。

何を隠そう以前はこのシマテックのPSBのヘビーユーザーでした!

PSB特有の悪臭もほとんどしないし、少ないメダカ達を飼育するのなら絶対的にオススメですね。

このPSBのを投入してからメダカの稚魚が落ちにくくなったので、すっごい使い倒していまいた。

ですが、1リットルで600円(2019年当時)なんで何本も買うとなると現実的ではなかったのです。

これ自体はちゃんとした商品なので問題ないのですが、素人が培養するには不向きです。

ネットで調べたところ、沢山の方々がこのシマテックのPSBで培養を試みて失敗しています。

多分、光合成細菌の種類で説明されていた2番目以降の細菌を培養しているのではないでしょうか?

赤くならない原因②:PSB以外の雑菌が入ってしまう

PSBが失敗する原因として他の雑菌が入るとPSB(光合成細菌)がその雑菌に負けてしまうというのがあります。

PSBは非常にデリケートな細菌で、本当にちょっと雑菌が混じって生き残ろうものなら、たちまち白濁したり緑色になってしまうのです。

ですので、PSB培養の際にはメダカの飼育水なり土なりが入らないように注意しましょう!

赤くならない原因③:カルキ抜きした水道水を使用している

カルキ(塩素)はバクテリアとかを死滅させたり、魚達にも毒だから、当然PSB(光合成細菌)にも毒なので失敗してしまうのでは?

と以前の私も考えておりました。

ですが、PSBを培養するにあたっては、むしろカルキ(塩素)抜きしていない水道水を直入れした方が良いのです!(経験上の個人の見解です。)

その理由としては、カルキによって雑菌が殺されるのでPSB培養の成功率が上がるからです。

カルキ(塩素)は何のために入っているのかと言えば、水の中で雑菌が繁殖出来ないようにする為です。

その特性を利用しない手はないですよねw

そして何より、PSBは水道水に含まれる程度のカルキ(塩素)程度では死なないのです!

(少なくとも茨城県では)

その証拠に、今まで水道水直入れでPSB培養に失敗したことはありません!

赤くならない原因④:ホースで水道水を入れている

これ意外と落とし穴なんですよね。

私も水道水で直接入れるのが面倒で、一度メダカの水換え等で使用しているホースを用いてみたんですよ。

そしたら、PSBの培養こそ成功したんですが、ペットボトルの最下部に黒いポツポツ(おそらく黒カビの一種?)が出ちゃったんですよ。

同時期に培養していた水道水直入れのPSBには出現していなかったので、ホースに繁殖していたカビ?等が入ってしまったのだと思われます。

まぁ、普通にメダカやその稚魚に使用してますが、問題はありません。

ですが、販売するには不向きですよね(^_^;)

なので、家庭で個人的にやる分には良いかもしれませんが、やはり雑菌が混入する可能性があるという意味では、オススメしませんね。

赤くならない原因⑤:餌の量が足りていない

私はPSBの培養自体に失敗したことはありません。

ですが、放置しすぎてPSBが緑色に変色して失敗してしまった事はあります。

PSBの培養に成功しだすと楽しくてついつい必要以上に培養してしまうんですよねw

そして使い切れないPSBは放置されることに……

その結果何が起きるのかと言うと、PSBの餌切れです。

PSBも生き物なので、餌が切れてしまえば増殖は止まり、最後には死んでしまいます。

せっかく大量に作ったのに、死んでしまったら意味がないですからね(^_^;)

なので、PSBの作り過ぎには注意しましょう!!

とはいえ、失敗した緑のヤツはミジンコ繁殖に使用できるので良いんですけどねw

PSB培養で赤くならない失敗原因が分かれば無敵

PSB培養って一度成功してしまえばマジで簡単なのが分かります!

とはいえね、実際にやってみないとわからないことだってあるのは事実。

それをやる前から分かってしまったんだから、あなたはPSB培養において無敵ですよw

PSB培養で赤くならない原因5選
  • 培養に適さないPSBを使用している
  • PSB(光合成細菌)以外の雑菌が入ってしまう
  • カルキ(塩素)抜きした水道水を使用している
  • ホースで水道水を入れている
  • 餌の量が足りていない

さあ、あなたもPSB量産まっしぐらで頑張ってくださいね!

あそびばでした!